ひさしぶりに日記を更新します。
最近ネットの知り合いのある女の人によく長文メールを書くので、
真剣に他人に伝えたいことはそっちに吸収されてしまうらしい。
あまり日記に書きたいことというのがないんです。
具体的に人格のある人に対して発言することができるのは幸せだな、と思います。
著作などでも、一般読者からいかに多くの支持を受けるかといった著作より、
ある特定の友人や批評家などに自分の考えを問うスタイルの著作のほうが
面白いと思うようになってきました。
だから、対話や書簡などが面白い。たとえば、ゲーテランボーの対話や書簡などです。
日本の出版界では小説やエッセイが中心になっているので、
対話集や書簡集などは全集のような限られた形態でしか読めないのが非常に残念です。



いま目にふれた新聞記事。
とんでもない傲慢さだ。ある政党が潰れたら国家全体が潰れるというのは
旧ソ連ナチスのような全体主義国家の宿命だろう。
この政治家は日本もそうだとでも言うつもりなのだろうか。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030512ia21.htm